2022年5月に入社し、翌6月に取締役に就任したナルネットコミュニケーションズ東村大介に、今後の抱負から目指す会社像、プライベートのことまで幅広く話を訊きました。
株式会社ナルネットコミュニケーションズ
取締役管理部門管掌 東村大介
──まずは簡単にこれまでの経歴を教えてください。
ご挨拶が遅れましたが、昨年から取締役を務めさせていただいている東村大介です。今後ともナルネットコミュニケーションズ(以下ナルネット)をよろしくお願いいたします。ナルネットには、私を含めて社内取締役が2人おります。もう一人の服部取締役は営業部門を管掌し、私は財務や総務、人事、ITなど管理部門全般のマネジメントを担当しております。
ナルネット以前の経歴をお話させていただきますと、若い時分は輸入車ディーラーに勤めておりました。店舗責任者やマーケティング担当などを歴任した後、自動車部品の検査や検品、品質管理などを手がける企業に転職しております。この企業には子会社役員を含めて10年ほど勤務し、経営企画や管理部門の仕事を経験しました。
このように、私は自動車業界と浅からぬ縁を持っております。前述のようにナルネットでは管理部門を管掌しておりますが、その礎となるキャリアを2社目の企業でスタートさせております。その後、複数の企業で管理部門の取締役を経験し、昨年ナルネットに入社いたしました。
──聞くところによりますと、東村取締役はナルネット本社(愛知県春日井市)のすぐそばに住んでいるとか。
そのとおりです。通勤の便を考えて近所に引っ越したわけではなく、偶然にも、もともと近くに住んでいたんですよね。ついでに打ち明けてしまいますと、徒歩で通勤できるほどの至近距離に住んでいながら、以前はナルネットの存在を知りませんでした(笑)。そんな私がナルネットに入社したのも、ご縁に恵まれてのことです。入社した以上は、身命を賭して業務に専心したいと思っております。
──以前は存在を知らなかったとはいえ、興味があったからこそ入社を決断されたと思います。ナルネットのどこに魅力を感じたのでしょうか。
私は何度か転職を経験していますが、これまで転職先を選ぶ際に、「どんな仕事をするか」「どこで仕事をするか」ということよりも、「誰と仕事をするか」という点を重要視してきました。
最初の訪問時、面談で代表取締役社長の鈴木やその他のメンバーにお会いした際、「この会社の社員は『良い意味』でマジメ、けれども親しみやすい人が多いな、だけどチャレンジ魂が感じられる、入社したら良い仲間に巡り会えそうだ」と、好印象を抱いたことが入社の決め手になっています。
もちろん事業そのものや将来性にも魅力を感じました。ナルネットは歴史が古く、そのことが意味しているのは、堅固なビジネスモデルを確立しているということです。だからといって守勢に回ることをせず、「100年に一度」と言われる自動車業界の大変革期に対応すべく新たな取り組みをいくつもスタートさせるなど、積極的・挑戦的な経営姿勢にも強く惹かれました。この会社の将来を観てみたいと思いましたし、自分もメンバーに加わって将来を一緒につくっていきたいという思いが高じ、入社を決断した次第です。
──取締役としての抱負を聞かせてください。
私の主たる役割は管理部門のマネジメントになりますから、提携整備工場様をはじめお取引先様と直接お会いしてお話をさせていただく機会は少ないかもしれません。とはいえ、心はいつもお取引先様とともにあります。
前回のインタビューで服部取締役も話していましたが、ナルネットという会社はお取引先様なくして存在し得ません。管理部門を管掌する私が取引先様のために尽力できることは多くないかもしれませんが、皆さまがこれまで以上に安心してお取引をしていただけるような会社をつくるために、ナルネットの内側からの改善と成長に貢献していきたいと思っています。
将来を見据えてナルネットはさらなる成長を目指していますが、お取引先様をはじめステークホルダーと共に成長できなければ意味がありません。そのために何をすべきかを考えたときに、ポイントはいくつも挙げられますが、強いてひとつだけ挙げるとすると、「良い人財」が自動的に生まれ育つような土壌づくりに貢献したいと思っています。
ナルネットは、新たな未来に向けたチャレンジの最中です。チャレンジを成功させるためには良い人財が不可欠ですが、良い野菜をつくるには良い土壌が必要なように、良い人財は良い会社でしか育ちませんし、集まりもしません。良い土壌が何かと言えば、報われるべき人がちゃんと評価されると同時に、従業員がお互いを思いやって行動できるような人財が自動的に輩出される組織です。そのような会社を目指し、これまで目に見えなかった社風や暗黙のルールなどをできるだけ可視化し、しっかり分析して改善し、業績アップや従業員の正当な評価につなげる仕組みづくりなど、できることはすべて着手していきたいと考えています。
そうした取り組みによって理想的な組織が実現できれば、自ずと良い人財を採用できるようになり、良い人財がたくさん集まればその人財がナルネットの成長をけん引し、ナルネットが成長すればお取引様の持続的な成長・発展にも貢献できるという好循環が生まれると信じています。今後のナルネットにご期待ください。
──やわらかい話題で締めくくりたいと思います。趣味や、いまハマっているものがあれば教えてください。
趣味と聞いて思い浮かぶのは、「料理」と「音楽」ですね。
もともと仲間とお酒を飲むことが好きでして、お酒好きの方ならご理解していただけると思うのですが、好きなお酒に合う料理を探求していくうちにいつしか自分で作るようになり、気づけばいつの間にか料理が趣味になっていました。
音楽は演奏することも聴くことも好きです。若いときにクラシックギターを習っていた影響でクラシックをルーツに持つロックギタリストに興味を持ち、いわゆる「ハードロック」や「ヘヴィメタル」を聴くようになりました。同年代の方なら名前くらいは聞いたことがあると思いますが、故ランディ・ローズやイングウェイ・マルムスティーンといったギタリストに憧れていましたね。学生時代には友人とバンドも組んでいました。クラシックギター、エレキギターは今でも折に触れて手にとることがあります。
──今日はありがとうございました。
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